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今回は事例の紹介ではありません。あるセミナーに参加した時の仲間から「猫背を改善したい。猫背がみっともないからなんとかしたい。」というリクエストを受けましたので。それにお答えしようかと思います。皆さんご存知の通り、動画などでも色々と配信されておりますが。どれも手っ取り早い方法ばかりですね。ですから今回は根本的に良くなる方法をご紹介いたします。

なぜ、猫背になるのか 

多くの方は、座っている姿勢に問題があります。

真ん中の正しい姿勢でイスに座って欲しいのですが。

実際は、左側のようにズルズル座る人が一番多いです。

次に右側のように前かがみになってしまう人も多いです。

どちらも立ち上がるとこんな感じになります。

膝が曲がり、骨盤が後ろに傾き、アゴが前に出てしまいます。

(上の図ではアゴが前に出るのは表現されてませんが、アゴはもっと前に出ます。肩も巻き肩になってしまいます。)

この姿勢だと、図にも書いてありますが、下腹ぽっこり。

女性だと胸が垂れてしまい。クビや肩も凝ってしまいます。

話しを元に戻します。

このように、立った時に骨盤が後ろに傾くと。

次に肩が巻いてしまいます。

こんな感じです。

さらに時間が経つと、クビまで前に出てしまい。

こんな感じに、ストレートネックも加わると、もうかなりの猫背が出来上がってしまうのです。

そして、最終的にはこの姿勢になっちゃいます。

(先程の図と同じですが)

こうして、座っている姿勢を悪くすると。

骨盤が後ろにゆがみ。巻き方になり。されにストレートネックも加わると。

立派な猫背になるという訳です。

どうやって猫背を改善するのか!! 

①良い姿勢でイスに座って骨盤を立てる

②巻き肩に効くストレッチをする

③壁とか扉とか真っすぐなところに立ってアゴを引く

この3つを順番にするだけです。

でも、これは順番が大事なんです。

なぜかというと。いきなりアゴを引いたり、巻き肩だけにアプローチしても効率が悪いからです。

骨盤が寝たまま、巻き肩のストレッチをしても効果は半減以下になります。

なので順番にみていきましょう。

①良い姿勢でイスに座って骨盤を立てる 

まず、普通の背もたれのあるイスを使います。

このイスに、奥深く座りますが、背もたれに寄り掛からないように座ります。

そうすると、背もたれと背中の間に隙間が出来ます。

ここにペットボトルを挟みます。

こんな感じです。

こうすることで、イスの座面と背もたれに体重が分散されて腰への負担が少なくなり、骨盤が立て易くなります。

(ペットボトルが硬くて気になる方は、クッションなど柔らかいものを挟んでも大丈夫です。)

このようにして座りますが、最初は辛いはずです。

理由は、今まで悪い姿勢で座っていたので、良い姿勢を取るために使われる筋肉が弱っているからです。ですから、良い姿勢が習慣となり。その筋肉が強化されるまで時間がかかります。

個人差はありますが、早い人で2週間、遅い人でも1ヶ月あれば骨盤はしっかりと起きます。

こうしてしっかりと骨盤を立てた後。次にうつります。

②巻き肩に効くストレッチ 

どこか壁などを使ってこのようにストレッチします。

だいたい20秒くらい伸ばせば充分です。

この時に伸ばす筋肉は、大胸筋と小胸筋になります。

骨盤がしっかりと立っていれば。このストレッチは2週間もすると効果を実感する人が多いですね。

こうして巻き肩も改善していきます。

③壁とか扉とか真っすぐなところに立ってアゴを引く 

猫背の人は、壁などに真っすぐ立つと。頭が壁につきません。

壁から頭だけ離れてしまいます。

しかし、骨盤が立ち、巻き肩も改善してくると。頭が徐々に壁に近づいてきます。

無理に壁に付ける必要はありませんが。真っすぐに立って、アゴを引いてください。

そのまま1分間真っすぐに立ちます。

こうすることでストレートネックも改善していきます。

まとめ

①良い姿勢でイスに座って骨盤を立てる

これを1か月間やってしっかりと骨盤を立てる。

②巻き肩に効くストレッチをする

これを2週間しっかりやって巻き肩を改善する。

③壁とか扉とか真っすぐなところに立ってアゴを引く

これを2週間しっかりやってストレートネックを改善する。

トータルで最低2カ月はかかります(^^♪。

ですが、順番にやると必ず今の状態より良くなり、周りから。○○さん姿勢よくなったねぇ~。と言われるようになります。

猫背を改善したい方は、是非やってみてください。

文章では分かりにくいという方は、こちらの動画をご覧ください。

もし、一人で改善されない場合は、私たちが力になれると思いますので、一度ご相談ください。

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